古文書を楽しむ

 いま静かな「古文書ブーム」が起きているようです。くずし字解読の独習用図書が多数出版され、通信講座や多くの地域が主催する趣味講座では「古文書講座」の人気が高いようです。

 確かに、古文書を読んで、そこから昔の人々の姿を直接つかみとるのは、なかなかの「わくわく感」があります。又、パズルや暗号解読にも似ており、くずし字が解読でき意味のある言葉に変わる瞬間は、なかなか気持ちの良いものです。「古文書」が記された遠い昔に思いを馳せながら、この魅力ある「古文書」の世界を楽しんでいます。 

 

(豆知識)

 ・「古文書」は、貴重な歴史・文化遺産であり、江戸時代以前はもちろんですが、明治・大正、さらには戦前の昭和20年頃までの文書が扱われています。

 ・「古文書」とは、差出人と受取人が明確で、差出人の意思を相手に伝えるために作成された文字史料のことを指しますが、特定の相手なしに書かれた「古記録」も、一般的には広義の「古文書」として扱われているようです。

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BGM : チェンバロ協奏曲第5番 第2楽章(J.S.バッハ

(※)このBGMはDTM(パソコン自動演奏)にて制作した音源を使用しています